フリーランス最大のつまずきは「お金」だった
フリーランスとして独立するというと、
「自由な働き方」「好きなことで生きていく」…そんなキラキラしたイメージがありますよね。
でも、現実はけっこう違っていて、
いちばん多くの人がつまずくのが「お金まわり」だと私は思います。
この記事では、夫が脱サラしてフリーランスになり、
私は病気で働けず「お金が尽きるかもしれない」と本気で怯えていた時期のことを振り返りながら、
お金を整える最初の一歩についてお話ししたいと思います。
脱サラと貯金ゼロ目前の危機
2019年、夫が会社を辞めてフリーランスに。
私は病気で仕事ができず、無職の状態。
開業準備で1000万円あった貯金がどんどん減っていき、
「今月仕事が来なかったら廃業しかない」
そんなギリギリの状態まで追い込まれた時期がありました。
仕事はなんとか入りましたが、そのとき痛感したのは——
「お金って、ちゃんと管理できてないと怖い。」
ということでした。
どうしてフリーランスはお金に困りやすいのか?
これは、あとから気づいたことですが、
フリーランスが「お金の管理」でつまずく理由って、意外とたくさんあります。
- 会社員と違って、自分で経理・税金の処理をやる必要がある
- 売上や支出が毎月バラバラで安定しない
- 帳簿付けも確定申告も誰も教えてくれない
でも、これって「知らないからできない」だけで、
ちゃんと勉強すれば、誰でもできるものなんですよね。
お金を整えるために、私が最初にやった2つのこと
当時、お金の知識ゼロだった私が、最初にやったのはこの2つです。
- お金の知識の本を1冊読む(税金・経理系)
- お金の入口・出口をシンプルにする(銀行・カードの整理)
1つ1つの細かいことを調べるよりもまず、「全体像を把握すること」が大事でした。
“経理は自分でもできる”と気づくまで
最初の2年は税理士さんにお願いしていましたが、
費用がかさむし、やっぱり「丸投げ」はできませんでした。
「それなら自分でやった方が安いし、勉強にもなる」と思って、
本を読みながら少しずつ経理と確定申告に挑戦。
最初は不安でしたが、やってみたら意外となんとかなった。
そして、「自分でお金を整えられる」ってすごく安心につながると実感しました。
お金の不安をなくす第一歩は「現状を知ること」
フリーランスとして「お金の不安」をなくす一番の近道は、
自分のお金の状況をちゃんと把握することです。
- いくら入って、いくら出ていくのか
- 何に使っていて、何が無駄なのか
- 税金はいつ、いくら払えばいいのか
これが見えてくると、不安ってぐっと減ります。
逆に、分からないままだと、どんどん怖くなってしまうんですよね。
まとめ:できることから1つずつで大丈夫
お金のことって、知らないと難しそうに感じます。
でも、実は小さな積み重ねで、ちゃんと整っていくものなんです。
私自身、貯金ゼロ・知識ゼロから始めて、
数年後には事業のお金も家のお金も整って、資産も築くことができました。
「お金のこと、自分で整えてみようかな」
そう思えた方は、これからもこのブログを読みにきてくださいね。
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