【2025年版】フリーランスの年金は会社員より少ない?その差と対策を徹底解説!

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フリーランスは年金が少ない?

「フリーランスって将来大変でしょ?大丈夫なの?」
フリーランスになりたいと言うと、周りからこんな風に言われた方も多いのではないでしょうか。

我が家は夫婦ともに会社を辞めて、今は夫がフリーランス・私が無職の状態です。
脱サラ前は年金のことなんて考えていなかったのですが、気になったので調べてみることにしました。

会社員と自営業の年金額

仮に、月収20万円で40年間働いた場合、
会社員と自営業で将来受け取れる年金額にどのくらい差があるのか調べてみました。

会社員の場合

  • 老齢基礎年金(国民年金部分):約6.9万円(2025年)
  • 老齢厚生年金(厚生年金部分):月収20万円×0.005481×加入月数(480ヶ月)=約4.4万円

【会社員の場合】(月収20万円・40年間勤務)
 将来受け取れる年金額は・・・6.9万円 + 4.4万円 = 月11.3万円

自営業の場合

  • 老齢基礎年金(国民年金部分):約6.9万円(2025年)

【自営業の場合】(月収20万円・40年間勤務)
 将来受け取れる年金額は・・・月6.9万円

会社員と自営業の比較

会社員国民年金+厚生年金月11.3万円
自営業国民年金のみ月6.9万円

会社員と自営業では月4.4万円も年金額に差があることがわかりました!

自己負担額の比較

会社員18,300円程度
自営業17,510円(2025年度)

自己負担額にほとんど差はありませんでした。

ただし、会社員の場合は、会社と個人で保険料を折半しているので、
実際には2倍の保険料をかけていることになります。

噂は本当だった

なんと月4.4万円もフリーランスの方が年金月額が少ないことがわかりました。
あくまで月収20万円のシミュレーションなので、月収が上がるほど差は広がっていきます。

一人でもこれだけの差があるので、
夫婦共働きで双方会社員の場合と自営業の場合では、より顕著に差が出てしまいそうです。

みみ🐰

月4万円もあれば・・・
水道光熱費、ネット、スマホ…固定費がかなり賄えます💦

フリーランスの年金対策

「フリーランスはやっぱり将来不安だったー!」とあきらめてしまうのはまだ早いです。
フリーランスでも、安心の老後を迎えるための対策はたくさんあります!

新NISA

2024年から始まった税制優遇された投資ですね。
我が家も新NISAを使って、老後資金1億円を貯めるチャレンジをしています。

詳しくは【フリーランスの老後資金ってどうやって準備すればいいの?】を読んでみてくださいね。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoは名前の通り、「自分で準備する年金」というイメージが強いですね。
受け取りも原則60歳以降なので、出口戦略が大切になってきます。

我が家もiDeCoを活用していて、毎月の最新レポートを更新しています。

みみ🐰

掛金が全額所得控除になるiDeCoは、
節税しながら老後資金が貯められる優れモノです✨

小規模企業共済

中小機構が運営している「フリーランスの退職金」と呼ばれている制度です。

投資というよりは節税の意味合いが大きいかもしれませんが、
いざ個人事業を畳むときに、まとまったお金が入るのは嬉しいですよね。

我が家も加入しているので、今後詳しくご紹介できたらなと思っています。

まとめ

「フリーランスの年金は会社員より少ないのか?」
改めて調べてみると、かなりの差がありましたね。

年金額の安定という意味では会社員に軍配が上がるかもしれませんが、
フリーランスは売上の伸ばし方も働き方も自由自在ですし、
最近では様々な制度を活用すれば、じゅうぶんな「じぶん年金」も準備できるようになりました。

本ブログでも、フリーランスのお金の不安が少しでも解消するように
実体験をベースに様々な制度をご紹介したいと思いますので、
またぜひ覗きに来ていただけると嬉しいです。

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